「おやこじかん」に込められた想いとは? 佐村佐栄子さん- 【生駒な人に聞いてみた vol.5(後編)】

前回は50回目を迎える「いこママまるしぇ」を前に、いこママまるしぇ誕生から今日に至るまでの歴史についてご紹介しました。

いこまつうしん初となる2部作のインタビュー。今回は、いこママまるしぇの実行委員長として、そして「おやこじかん」として活躍される佐村さんのもう一つの顔に迫ります。

やっぱり働きたいと思った

保育士として働いていた佐村さん。結婚を機に、それまで勤めていた職場を退職し、専業主婦となったのだそう。それでも、子どもたちを見ているうちに、もう一度働きたい、そんな気持ちに駆り立てられたのだとか。
まず、職場に復帰してから現在の「おやこじかん」のような場所を作りたい…。そんな想いを抱くようになったきっかけについて聞いてみました。

いこまつうしんー おやこじかんを立ち上げるまで、どういった生活をされていたんですか?

佐村さんー 結婚を機に仕事を辞め、専業主婦として2人の子どもを育てていました。見ているうちに、もう一度現場で働きたい。そんな感じで突き動かされる感じになり、もう一度保育所で働くことになったんですね。

いこまつうしんー そこから、現在のように「おやこじかん」として活動するまでにはどんなことがあったんでしょうか?

佐村さんー 何年かパートとして保育園で働いていましたが、どこかもどかしくなってきたんです。子どもも好きだし、なんとか成長させたいと思っても、子どもも情緒が安定していないと日常を過ごすのが精一杯。家庭での関わり方がすごく大切だなと感じたんですね。

いこまつうしんー 実際に子育てをしてから保育士として仕事に戻ると、また違った見え方で現場が見えたということですね。

佐村さんー そうですね。私自身専業主婦として子育てをしていたのですが、子育てって楽しいなと思っていたんですね。ところが、働いているママたちは申し訳なさそうにしていたり、すごい後ろめたい気持ちで送り迎えをするママが多かったんですね。育休中の間にママが「これだけのことをした」と自己肯定感を持ち、子どもも楽しく過ごすことができる、お互いが認め合うことのできる場所があればいいなと感じるようになりました。

いこまつうしんー その経験が今のおやこじかんにつながっていったんですね。

佐村さんー そうですね。保育園ではできない親子でコミュニケーションを深めたり、楽しめる教室をやりたいなと思い、ベビーダンスの資格をとりました。

いこまつうしんー 実際やってみていかがでしたか?

佐村さんー あーこんなのが欲しかったんです!と言っていただけたり、泣きながら「これがなかったら子育てできませんでした」と言ってくれる人もいたり。もうひとつの居場所のようなところを作ることができてよかったなと思いましたね。

▼ベビーダンスとは
ママが赤ちゃんをだっこひもに抱えて踊る産後のエクササイズ。何キロもある子どもを抱えてママたちが踊るので、結構ハードなのだとか。踊り終わるとママたちは足とかプルプルしてるそう。

市民の方がサポートしてくれることも

「おやこじかん」としての活動は長年されていた佐村さんですが、今のように教室を持って展開するようになったのは今年3月になってからのことだったそう。もともとは住居兼店舗だったという「おやこじかん」の教室。今の形にオープンするまでのエピソードについて聞いてみました。

いこまつうしんー そもそも、佐村さんが「おやこじかん」として活動されたのはいつ頃からなんですか?

佐村さんー 実は2011年にベビーダンスのインストラクターの資格を取ったくらいからこの名前での活動はしていて。ただ、実はおやこじかん、という屋号より佐村 佐栄子やベビーダンスの名前が先に出て屋号はずっと知られていなかったんですよね。笑 私自身も奈良でベビーダンスの佐村です、と言ってたし、そんなにこの名前で謳ってたわけでもなかったので。笑

いこまつうしんー こうして「おやこじかん」として定着したのはいつ頃からなんですか?

佐村さんー この3月に教室をオープンしてからじゃないでしょうかね。この教室をオープンするときに屋号を決めるときに、本当は「〇〇サロン」とかにしようとしたんですけど、デザイナーさんに「おやこじかんって名前だけで親子教室ってのわかるし、かわいいからこれでいいんじゃない?」と言ってもらって。じゃあ教室の名前もおやこじかんで行こうかとなって知られるようになったんです。

いこまつうしんー ずっと前からこの名前でやってると思っていました(笑)ちなみに、この教室は昔ながらの雰囲気と芝生があってのびのびできる感じ、両方がうまく組み合わさって素晴らしいですね。どうやって作っていったんですか?

佐村さんー 教室をオープンするのにも、業者にやってもらうとなるとウン十万とかかるのでなかなかできないな〜と。相談してみたところ、みんなにやってもらったら?と言われて。「集まるわけないやん!」と半信半疑の中知り合いの方に声をかけたり、FBでつながっている人たちを募ってみたんです。

いこまつうしんー えっ、FBで募集したんですか!で、集まったんですか?

佐村さんー たしかペンキを塗ったりしたのは正月明けくらいだったんですが、蓋を開けてみたらFBでつながっている人や市の職員さんなど、毎日誰か来てくれて。最終的にはのべ50人くらい来てくれました。笑 はじめてペンキを塗る人が多かったんですが、調べたりしながらあーでもない、こーでもないと言ってやってたので楽しかったですね(笑)


知り合いの方などと協力してつくりあげた「おやこじかん」の教室。DIYの得意な方なども手伝っていただいた甲斐もあり、キレイな出来栄えに。


もともとは長屋だったという「おやこじかん」の教室。畳のスペースもあり、昔ながらの日本家屋のテイストが感じられる場所も

「おやこじかん」の想いとは?

3月に教室としてオープンしたばかりの「おやこじかん」。いこママまるしぇで生駒の働くママたちの第一人者として活躍し続けた佐村さんが、晴れて生駒に構えた「本拠地」への想いについて聞いてみました。

いこまつうしんー この教室のコンセプトってどのようにして形成されてきたんですか?

佐村さんー いこママまるしぇを通じて、生駒のすごいママたちにたくさん出会ってきたんですね。ただ、そのときに働く場所を探したり、一人で発信していくのは大変なんですよね。そこで、みんなで協力しあって発信しあうことで相乗効果も生まれるなと思って、仲の良い先生に協力をお願いしたんです。みなさん快く引き受けてくれて、今のように私が行ってる教室とは別に7人の講師が様々なテーマで毎月1回ずつくらい教室をやってくれています。

いこまつうしんー ひとつのカルチャーセンター的な感じですかね?

佐村さんー その一面もありますね。「おやこじかん」って何なの?と聞かれたら「支援センター×カルチャーセンター×親子教室」というところでしょうか。カルチャーセンターとしても利用していただいてもいいし、親子教室として来てもらったいいし。使い方は自由にカスタマイズしてもらったらいいのかなと思っています。

いこまつうしんー 佐村さんにとって、「おやこじかん」をどのような場所にしたいと考えていますか?

佐村さんー 関わるみんなが作り上げて行く場所にしたいですし、自分たちが来たいように来てもらえたらいいなと思っています。いこママまるしぇにしても、おやこじかんにしても、ベビーダンスにしても、場所を提供したいと思っています。私自身も実家が遠いので、そんな人がひとりで寄れるような場所になればいいな、そう思っています。

セミナーとともに、講師の活動が紹介されたチラシなども。

民間の施設では珍しい「赤ちゃんの駅」にもなった「おやこじかん」。生駒に場所を提供したい。前回紹介したいこママまるしぇの想いと同じくらい、熱い想いがインタビュー中にもあふれんばかりにつたわってきました。

生駒の子育てのサードプレイス「おやこじかん」。子育てをどのようにしたらわからないから相談できる場所があればいいな、そう思っている方も、そうでない方も…。

子どもへの、そして生駒への想いにあふれる佐村さんとともに子育てをしてみませんか?

▼9月下旬と10月上旬に体験会を開催!

おやこじかんに興味を持った方にオススメのご案内!9月下旬から10月上旬にかけて体験会が開催されるそう。

ママと子どもがともに楽しい時間を過ごすことができるおやこじかん。一度体験会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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