生駒の起業女性のフロントランナーとして 緒方亜希野さん 生駒な人に聞いてみたVol.4

全国の茶筅の9割以上を生産している街、生駒。

茶筅の原料である良質な竹が取れるからこそ発達したこの伝統工芸。もしかすると、この生駒は「竹のまち」といっても過言ではないのかもしれません。

 

そんな生駒の新たなお土産「たけひめ®︎プリン」を作り続けている緒方亜希野さん。

 

 

今回は、「たけひめ®︎プリン」にとどまらず、生駒の「起業女性」として最前線で活躍を続ける緒方さんにインタビュー。起業女性のフロントランナーとしての活躍ぶり、そして「趣味」とご自身が語るもう一つの姿についても聞いてみました!ぜひ、最後までご覧ください。

「たけひめ」誕生までのエピソード

もともとお菓子作りが好きで、独学でお菓子を作っていたという緒方さん。

今では生駒を代表するスイーツとなった「たけひめプリン」。和と洋の要素をあわせもちながら、老若男女問わず楽しめるこのプリンの誕生エピソードについて聞いてみました。

 

いこまつうしん− たけひめ®︎プリンが誕生した際のことについてお伺いしたいのですが、どういったアイデアで生まれたのでしょうか?

 

緒方さん− 「生駒市の新しいお土産コンテスト」というコンテストがあって、生駒の特徴のあるものを入れないといけないという決まりがあったんですね。生駒というと清らかな水、それを用いた日本酒というのがあるけど水はお土産にしにくいし、お酒は人を選びますよね。そこで、お酒を作る際に出てくる副産物である酒粕を用いることにしました。当時発酵食品ブームもあり、酒粕を使おうと思いました。

 

いこまつうしん− では、そこから酒粕を用いたプリンにされた決め手は何かあったんでしょうか?

 

緒方さん− プリン、ケーキ、カステラと作ってみたんですが、プリンとカステラのどちらかにしようという感じになったんですね。カステラは似たようなものがあったので、完全にオリジナルというものにはならない。一方で、プリンはオリジナルだけど保冷が必要…。どちらにしようかと迷っていて相談したところ、最終的に「自分がいいと思うものに決めなさい」というアドバイスを頂き、プリンにすることにしました。

 

いこまつうしん− コンテストの受賞後、洋菓子を売っていた中で、「たけひめ®︎プリン」というお店に変えたのはどういったきっかけがあったんですか?

 

緒方さん− 当時、洋菓子店で売れていた商品のほとんどがたけひめ®︎プリンだったんですね。そこで、お店を移転するタイミングで「たけひめ」として法人化するとともに、商品もたけひめプリンに集中することにしました。

 

他にはないオリジナリティと綿密な下調べの末、見事「第一回生駒市の新しいお土産コンテスト」においてグランプリを受賞した「たけひめ®︎プリン」。この受賞から、緒方さんを巡る環境は大きく変化することとなります。

生駒の起業女性のフロントランナーとして

「たけひめ®︎プリン」で見事コンテストの受賞を果たした緒方さん。安倍内閣が当時推進した「女性が輝く日本へ」という政策、そして女性の経営者であったこともあり、メディアへの露出の機会を多く頂いたと語る緒方さん。

同時に、専業主婦率が日本でもっとも高い生駒市において「生駒の女性起業家のロールモデル」として、たけひめ®︎に止まらず様々な分野で活躍されている緒方さんに、起業女性のフロントランナーとしての活躍ぶりについて聞いてみました。

 

いこまつうしん− 生駒の女性起業家の最前線で活躍されておられますが、その要因とはどんな点にあると思いますか?

 

緒方さん− 断らずにやってきたことではないでしょうか。ほぼ、依頼された仕事については受けてきたと思っています。ただ、何かあった時に責任の取れないようなイベントなどはさすがにお断りしますけれどもね。

 

いこまつうしん− 話が少し変わりますが、お店の商品に「帝塚山ロール」という商品がありますよね。幅広く活動されている中で、大学とのお付き合いもあるのでしょうか?

 

緒方さん− コンテストの審査委員長が帝塚山大学の先生ということもあって、その時からのお付き合いですね。帝塚山大学の学生とコラボレーションして、商品開発に関しても授業のゲスト講師として話をする予定です。

 

いこまつうしん− 幅広い活動を振り返ってみて、何か変わったなと思うことはありますか?

 

緒方さん− 自分自身が憧れている人たちに近づいてきているなと感じますね。仲良くして頂いていますし、私のことを引っ張ってくれて、伸ばそうとしてくれているなと感じますし、自分自身も生駒の女性を引っ張って行けるようにならないといけないなと思いますね。

 

いこまつうしん− 生駒の中で、次から次へと女性で起業される方が増えてきていますが、緒方さんご自身で何か思うことはありますか?

 

緒方さん− 自分がどうなりたいか明確にすることですね。どうしよう…と迷っている人がいると思うんですけど、自分が納得いくまで手当たり次第情報を集めることですね。ネットでも本でもなんでも幅広く調べることができる時代だと思うので。

 

起業を考えている女性に向けたイベント「サロネーゼカフェ」の運営も行っている緒方さん。このイベントをきっかけに、新たに起業をした女性も誕生したそう。生駒で起業をした女性の「第一世代」として、支援なども手がけています。

 

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生駒の「ええところ」とは?

元々は兵庫県で生まれ育った緒方さん。生駒に住み始めて20年、生駒で幅広く活動されている緒方さんに、住んでみてわかった生駒の魅力について聞いてみました。

 

いこまつうしん− ざっくりとした聞き方で恐縮ですが、生駒のいいところってどんなところだと思いますか?

 

緒方さん− 上品なところではないでしょうかね。常識や知性もあり、クリーンな街だと思いますね。それゆえ、商売をするには知性に訴える必要があると思います。

 

いこまつうしん− 住んでいて、また様々な活動をしていて感じる物足りない部分などはありますか?

 

緒方さん− クリーンで上品な街である反面、刺激が足りないかもしれないですね。あと、いいお店があるにはあるんですが、数が少ないことと情報発信などが上手くできていないところが多いのではないかなと思いますね。私自身、阪神間で生まれ育ちましたけど、芦屋や苦楽園にも負けていないと思いますね。もう向こうまで買いにいくということも少なくなりましたね。

 

いこまつうしん− 阪神間で生まれ育った緒方さんから見た、生駒と阪神間との違いとはどのような部分と感じるでしょうか?

 

緒方さん− 行政サービスなどはむしろ阪神間より生駒の方がいいと思いますし、教育熱心な人がしっかりと住む場所を検討したうえで住んでいる人も多いと思います。でも、生駒の人は阪神間の人のように住んでいる地域に誇りを持って「生駒に住んでます」と言いたがらないと思いますね。昔よりも洗練されてきて、オシャレになってきているのに「奈良県」ということで胸を張って言わないのではないかと。「オシャレな生駒」というイメージを住んでいる人にも持ってもらえたらと思いますね。

 

いこまつうしん− 生駒住んでるで!と胸を張っていえるくらいおしゃれな、住んでいる街へのプライドを持てるように頑張っていきたいですね。

活躍の舞台はローカルを越え、グローバルに

たけひめプリン、生駒駅前のインキュベーション施設「IKOMA-DO(イコマド)」の立ち上げなどなど、地元・生駒で幅広く活躍される緒方さん。

 

活躍の場はこれらだけにとどまらず、日本食を英語で世界中に広めるyoutubeチャンネル「Japanese Everyday Food: Kitchen Princess Bamboo」の中の人としても活動中。登録者数は4万人を越え、生駒から世界中に日本食の魅力を発信しています。

 

海外の影響力のあるメディアからも注目を集めるなど、世界規模で注目を集める緒方さんに、ご自身が「趣味」と語る「youtuber」としての一面についても迫ります。

 

 

きっかけは○○

いこまつうしん− たけひめプリンの緒方さん、というのは生駒ではもう知らない人はいない、と言っても過言ではないと思うのですが、元SNSの中の人をやっていた私としてどうしても聞きたい、youtubeチャンネルのことについて聞きたいのですが。そもそも、どうやってこのチャンネルを作ろうと思ったんですか?

 

緒方さん− お菓子教室をやっていた時、知人を通じてインドネシアから和菓子を習いたいという人が来るということになって。以来、英語でinstagramやブログなどで情報の発信をしていたのですが「結構需要あるやん」と思ってたんですね。ただ、3年ほど前から料理を動画で紹介するページなどが登場して短い時間でも写真を貼ってブログにあげるより伝わるなと思い、動画で伝えようと思ったんです。

 

いこまつうしん− なるほど。ちなみに、英語で発信をしておられますが、英語はもともと勉強していたんですか?

 

緒方さん− 大学では英文学を学んでいたので、話せるかどうかは置いといて英語を使える素養はあったと思います。就職してから外資系の宝飾品関係の会社に7年ほど勤め業界関係の英語は話せるようにはなりました。ただ、ボキャブラリーはあっても例えば「みじん切り」をどう言ったらいいのか、料理で用いる表現はわからなかったので勉強しました。

 

いこまつうしん− ちなみに、どうやって勉強をしていったんですか?

 

緒方さん− 自分が伝えたい動作と表現をつなぎ合わせるため、youtubeで動画をたくさん見て勉強をしました。たとえば、みじん切り一つとってもどういう言葉を使ったらいいのか、ボキャブラリーはあってもその時にどういう言葉を用いたらいいのかと言った作業をとにかく続けて勉強していきました。youtube様々ですね。

 

大切なことは続けること

今でも動画サイトなどを活用し、スキマの時間に言い回しなどを勉強しているという緒方さん。youtubeにあげる上で大切な心構えとは?

 

いこまつうしん− やっていく上で、大切だと思うことはありますか?

 

緒方さん− 週に一回あげるなら、週一回、毎日なら毎日と頻度をキープすることですね。ただ、あんまりやりすぎると中身が薄くなったりしてしまいますしね。いこまつうしんさんもやってみたらどうですか?

 

いこまつうしん− 好きなお酒で作ってみましょうかね。もしかしたら他にもやっている人がたくさんいるので、独自性がないかもしれないですね(笑)

Think globally, act locally これからも生駒のフロントランナーとして走り続ける

お菓子作りからはじまり、今では幅広く活動の場を広げ続けている緒方さん。その裏には、どのように行動を取るか、戦略を実行に移すまでの綿密なリサーチ、そして徹底的に、納得いくまで突き詰め続ける姿がありました。

 

生駒の起業女性のフロントランナーとして…。「Think globally, act locally」心の片隅にいつもあるというこの言葉を胸に、これからも生駒の最前線として走り続けることでしょう。

 

↓↓↓緒方さんのyoutubeチャンネル「Japanese Everyday Food: Kitchen Princess Bamboo」はこちら↓↓↓

 

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