≪祝50回!≫ママの笑顔で生駒を元気に!「いこママまるしぇ」の想いとは?実行委員会・佐村佐栄子さんに聞いてみた 【生駒な人に聞いてみた vol.5(前編)】

今回で5回目を迎えたこの「生駒な人に聞いてみた」のコーナー。たった6回ですが、インタビューの方を探したり、実際に聞いてみたり、書いてみたり…。

どれだけの人にご覧いただけているかはともかく、「続ける」ということの大変さをたった5回ではあるものの感じている編集部です。

さて、そんな我々の苦悩?はみなさんにとっては知ったこっちゃない話だと思いますが、今回紹介するのは、なんとこの8月で50回もあるイベントを続けてきたある女性にフォーカスを当ててご紹介!

この8月で50回目を迎える「いこママまるしぇ」。第一回からこのマルシェの運営に携わるのが佐村佐栄子さん。今回、佐村さんのインタビューを2回に分けて掲載。前編となる今回は、はじめるまでのきっかけやコンセプト、50回目を迎えるのにあたっての想いなどについて聞いてみました。

はじめたきっかけとは

50回もいこママまるしぇを続けてきた佐村さん。そんな佐村さんでも、最初は続けることの難しさを感じ、今のような形で続けようか逡巡した時期があったのだそうです。いこママまるしぇを立ち上げたきっかけについて聞いてみました。

 

いこまつうしん− 50回目を迎えるいこママまるしぇ。ここで改めて1回目のいこママまるしぇをはじめるまでの経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか?

 

佐村さん− もともと、私自身が生駒の出身ではなくて。知らない土地で子育てを始めたのですが、ママ友たちと共に、小さなガレージセールなどを何回か続けていました。

 

いこまつうしん− なるほど、もともと何度かされていたんですね。いこママまるしぇをはじめるきっかけになったイベントなどはあったんでしょうか?

 

佐村さん− ベビーダンスの仕事をしていくと、いろんな人と出会うようになったんですね。その中で、いろんなプロフェッショナルな人と出会うようになり、2014年に図書会館で「ママタイムマルシェ」というイベントをやってみたんです。イベント自体は盛況のうちに終わったのですが仕事もしているし、そんな中続けていくのは難しいな…と。場所を借りるコストだったり、収益をあげたりなど色々考えるとさすがに心が折れてしまって(笑)

 

いこまつうしん− 50回も続けてきた佐村さんでもやはり続ける難しさを実感されたんですね…。ちなみに、そこからどのようにして今のように「いこママまるしぇ」をやることになったんでしょうか?

 

佐村さん− ちょうど生駒駅前にベルテラス生駒ができる頃で、そこで市がワークショップを募集しているという話がったんですね。ママ友たちから「そこでママタイムマルシェのようなものをもう一度やってみたら?」という声もあって。それでやってみたら盛況のうちに終わらせることが出来たんです。ところが、また大変なことがあって。

 

いこまつうしん− どんなことがあったんでしょうか?

 

佐村さん− 市のサポートもあってベルテラスをお借りすることができたのですが、一度開いてから次からは自分たちでやってね、と。またか…と。ひとりではとても出来ないし、でも団体ならもしかしたら出来るかも…。そうして団体として組んで今に至るという感じですね。

 

いこまつうしん− やめようかと思ったほど悩んだなか、それでもここから続けて来れたのはどんな思いがあったんでしょうか?

 

佐村さん− 周りの人たちの「楽しかった」という声や「続けて欲しい」という声をいただいたことや、当時は生駒でこだわりの作家やお店が出ているイベントというのがなかったことですかね。大阪や京都までわざわざ行って…というのも大変ですし、結局子ども連れでも行きやすい所にしか行かなくなってしまうので。ママたちのことを考えると一部の人の満足で終わっては行けない。やっぱり続けて行かないとという思いでここまで続けて来れました。

 

現在でこそ生駒を代表するイベントとなったものの、市のサポートなしに自分たちで運営していくことに。そんな中でもこのイベントを応援し続けてくれていたのが当時は副市長であった小紫現市長だったのだとか。何度も挫折しそうになりながら、生駒のママたちのために…。その強い心があったからこそ、50回も続けて来れたと語ります。

いこママまるしぇの想いとは?

今回で50回目を迎える「いこママまるしぇ」。様々な苦労がありながら、今では生駒のママのみならず、生駒市民では誰もが知るほど定番のイベントとなりました。

その原点ともいえる、いこママまるしぇに込められた想いやコンセプトについて聞いてみました。

 

いこまつうしん− 50回目を迎えるいこママまるしぇですが、ここでまず、改めて原点に帰っていこママまるしぇのコンセプトや想いを教えていただけませんか?

 

佐村さん− まず、「ママの得意を発表する」という場にしたいと思っています。子育ての傍ら、衣服だったり、作品をちょっとずつだけど作ったりしているお母さんっていると思うんですね。そんなママたちが、このいこママまるしぇに出店していろんな人が買ってくれたり、笑顔になったりする体験をして欲しいと思っています。

 

いこまつうしん− 確かに、この「いこママまるしぇ」がきっかけの一つになっていると思いますが、生駒にもたくさんの得意を持ったママがいらっしゃいますもんね。ちなみに、平日の昼間の時間帯に開催していますが、これには何か想いがあるのでしょうか?

 

佐村さん− ママたちが時間の都合のつく時間帯に開催をしたいという想いからこの時間帯にしています。平日であれば多くのパパたちは仕事に出かけていますし、子どもたちは幼稚園や保育園に行っている。その合間の時間帯であればママたちもひとりでぷらっと、気を遣わずにいくことができますからね。

 

当時は生駒になかったこのようなこだわりの作家や店舗が出店するイベント。わざわざ京都や大阪に出ることなく、近場で、かつ平日の昼間というママが自由に時間を使うことの出来るイベントを作りたい。苦労とともに、そんな熱い使命感が佐村さんの心を動かし続けたのです。

50回目を迎えて感じる変化とは

50回目を迎える「いこママまるしぇ」。このマルシェがきっかけで以前にもいこまつうしんで紹介をさせていただいた「癒しの会」さんなど、様々な得意を持ったママたちが出会い、羽ばたいています。

 

いこまつうしん− いこママまるしぇの出店者さんについて聞きたいのですが、どのように決めているんですか?

 

佐村さん− 出店募集に関しては基本的に一般の方にも出店いただけるよう、一般募集で広く募っています。今回に関しては50回目ということで、実際に足を運んでお願いもしました。中には人気のお店で忙しいこともあってなかなかすぐには首を縦に振ってくれないところもありますが、何度も足を運んで最終的には出店いただけました(笑)

 

いこまつうしん− いこママまるしぇをはじめて5年あまり。こうして続けてきて「変わったな」と思ったことはありますか?

 

佐村さん− イベントが増えてきたと思いますね。あと、百貨店で販売できるくらいになった人がいたり、教室を始めたり。どんどん街に出る人が増えているように思いますね。あと、回を重ねてきたからこそだと思いますが、サポートしてくれる人が増えたり、信頼されるようになってきたなと思いますね。

 

いこまつうしん− 今回で50回目を迎えるのにあたって、佐村さんご自身の変化など、何か感じることや思うことはありますか?

 

佐村さん− 最初は不慣れでどうしたらいいかわからなかったですが、今は余裕が出てきたと思います。あといい意味で私の手を離れてきたなと。スタッフが自ら動いてくれるようになったので、私が何か言わなくてもイベントとして成立するようになってきたなと感じますね。

 

50回を迎えても「売上を伸ばすイベントではなく、街の人たちとの交流やゆっくり遊べる場所を作りたい」当初と変わらぬ想いで続けていると語る佐村さん。最初は店舗から厳しい声をいただくこともあったそうですが、今では店舗側からイベントへの共感も得られるまでに。50回続けてきたからこそ、スタッフもレベルアップするとともに地元の人たち、お店の方もサポートしてくれるイベントとして定着してきたのでしょう。

生駒に「サードプレイス」を提供したい

いこまつうしん− 50回目を迎えるのに当たって、このいこママまるしぇを通じて、生駒に対して持っている思いを教えていただけませんか?

 

佐村さん−ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、いこママまるしぇを通じて「生駒にサードプレイスを作りたい」と思っていますね。行政とは別の切り口でイベントを行うことで、育休中で何かをやってみたいと思っているママの表現の場を提供することで、悩んでいる人の肩を押してあげられるような場であったらいいのかなと思いますね。

 

いこまつうしん− 確かに、やってみないとわからないことってありますもんね。

 

佐村さん− そうなんですよね。やらずに後悔するより、やってみた方が後々いろんな形で還元されてくると思うんですよね。仮に自営ではなく、雇われる側に戻るとしてもものづくりなどをチャレンジすることで、会社に戻ってから物の扱いが以前と比べて丁寧になっていたり、いろんな形でプラスに還元されると思うんですよね。

 

いこまつうしん− ついつい殻にこもりがちになってしまうという話をよく聞きます。殻にこもってしまうと気持ちもふさがってしまうし、育児にとってもマイナスかもしれないですしね。

 

佐村さん− そうなんですよね。私はそんな人たちを引っ張り出したい!と思っています。作る側、出す側、出店はしないけど遊びに行く。どんな立場でもいいと思うんですよね。SNSで繋がったりしているけど、やっぱり実際に足を運んでいろんなものをみたり、食べてみたり。ママが子どものために犠牲になるよりは、自分のための時間を作ってやる方がいいのかな?と思っていますね。

 

子育て中でいきなり働くのは難しい。かといって、どうやって自営をしたらいいのかわからない。そんな人たちのための相談会も行い、ママたちのチャレンジを応援するようサポートも行っているのだそう。イベントの運営だけでなく、新しい「起業ママ」のプロデュースも行っているのだそうです。何かをしてみたい!けどどうしたらいいかわからない…。といういこママの方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

50回目のいこママまるしぇは8月16日

50回目を迎える前に今回「生駒な人に聞いてみた」で紹介したいこママまるしぇ。2014年から始まり、50回目を迎えるいこママまるしぇは8月16日(木)に北コミュニティセンターISTAはばたきで開催!

ママがぷらっと訪れやすい平日の昼間の時間帯、ですがちょうどお盆休みの時期。時期柄ママだけでなく、家族連れで訪れることもできるかもしれません。

 

前回のいこパパまるしぇのように、パパもママも子どももともに。ご家族そろって訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

↓↓↓前月開催の「いこパパまるしぇ」当日の様子はこちら↓↓↓