赤ちゃんに優しい社会へ”Alright Baby”の取り組みとは?

Alright Baby の取り組みが始まったのは2017年4月。2011年からベビーマッサージ教室などを手がける岩城はるみさんが、仕事の中で小さなお子さんを持つ親と関わり続けていく中で構想からおよそ1年ほどの時間をかけて誕生したプロジェクトです。

 

今回、「いこまつうしん」では岩城さんへのインタビューとともにこの「Alright Baby」についてもご紹介。プロジェクトやデザインに込められた想いなどを紹介していきたいと思います。

 

↓↓↓岩城さんのインタビューはこちら↓↓↓

 

当事者よりも、当事者でない方に関わって欲しい

2017年4月からはじまった「Alright Baby」プロジェクト。岩城さんは、マタニティマークが妊婦さんという当事者がつけるマークである一方で、「Alright Baby」は当事者でない方が関わっていくことが大切と語ります。

 

子育てをしていく中で小さな子を持つ親世代が大変な思いをする一方、その期間が短いため時間の経過とともに辛さが風化してしまうと語る岩城さん。

 

2011年から運営しているベビーマッサージ教室で小さな子を持つ母親と継続的に関わる中で、この辛さをずっと目の前で見続けてきた岩城さん。母親たちがその辛さから卒業する一方で、また新たに辛い世界に身を投じた母親たちを見て「自分ができることをしないと」という想いがこのAlright Babyを立ち上げる原動力となったそうです。

 

ステッカーは奈良のamanojack designと共同で制作!子鹿が目印

Alright Babyのデザインは、奈良で生まれたこともあって可愛らしい子鹿と赤ちゃんが描かれているのが特徴。こちらのデザインは、奈良を拠点に活動するamanojack designに依頼し共同で創り上げたのだそう。

 

 

ちなみに、amanojack designは奈良生まれの鹿のキャラクター「ROKU」ちゃんを手がけるデザイン会社。「ROKU」ちゃんが赤ちゃんを抱いている姿は根強い「ROKU」ちゃんファンはもちろんのこと、そうでない方の心も鷲掴みにしてしまうくらい可愛らしいデザインです。

 

小さな子どもを持つ親が住みやすく、かつ観光しやすい奈良を目指して

奈良発のAlright Baby。岩城さんはこのデザインをもちろん全国的に広めていきたいですが、まずは奈良での周知につとめ奈良のシンボルマークのようになってほしいです。と語ります。

 

岩城さんが目指す姿は、ローカルなサインとしてこのデザインが広がり「奈良って子連れに優しい街だよね」という街の一つのブランドとなっていくこと。

 

専業主婦率が高い一方で、子どもの出生率は低い奈良県。岩城さんは子育てする人がどんどん少数派になっていくのではないかと危惧しています。

 

Alright Babyの輪が広がることで、奈良が「子育てに優しい街」というイメージが育まれ、子どもを持つ親世代の人たちがたくさん訪れる日が来るかもしれません。

 

赤ちゃん、泣いてたってええやないか!

少子化が叫ばれている一方で、子育てをする親にとって生活しづらい社会。

 

満員電車でベビーカーを押して電車に乗れば「畳んで乗れよ」という人々の冷たい目線を浴びせられ、我が子が泣こうものなら「泣き止ませろよ」という視線を浴びせられ続ける。泣くから出かけづらいな…。混んでいる時間帯に電車に乗るのはやめよう…。知らず知らずのうちに、そんな気持ちになってしまう親がたくさんいるという現実。

 

小さいとき、泣いてしまうのは当たり前。一生懸命あの手この手を使ってでも泣き止ませたくても、泣き止ませることができないことだってあるもの。寛容な気持ちを持って赤ちゃんとその親に対して接すること。子育ての「非当事者」の人たちが、幸せに子育てができる環境作りに関わっていくことが大切と語る岩城さん。

 

「泣いてたってええやないか」、子育てに関わらない「非当事者」の人たちが寛容な気持ちで接すること。これが子育てをしやすい社会づくりに参画していることになるのです。

皆さんも、赤ちゃんが泣いていたりしたら「Alright Baby」というサインとともに寛容な心で赤ちゃんと小さなお子さんを持つ母親に接しませんか?

 

いこまつうしん編集部も、ALRIGHT BABYの活動を応援します

いこまつうしん編集部も、このALRIGHT BABYプロジェクトのステッカーを作業用のノートパソコンに貼らせていただきました。

ノートパソコンなどに貼ってもオシャレに見える素敵なデザイン。

ALRIGHT BABYの活動を応援しています!というメッセージとしてはもちろん、カフェやレストランなどで小さな子どもや赤ちゃんが泣いた時に、さりげなくシールを見せたら親をはじめとした当事者の人たちへの「大丈夫だよ!」という粋なメッセージとしても伝えることができます。

 

ちなみに、このALRIGHT BABYのシール。実店舗では奈良・三条通りの「space ROKU -the 3rd street-」、岩城さんの教室、インターネットからは「roku shop on the base」にて手に入れることができます。

 

この活動ええやん!そう思った皆様はぜひ「ALRIGHT BABY」のシールを貼って賛同の思いを伝えてみてはいかがでしょうか?